金庫の基礎知識

一般的な金庫は火災対策を
目的とした「耐火金庫」です

 金庫は2種類が存在します。一般的に言われている金庫は「耐火金庫」と呼ばれるもので、火災によって書類やデータディスクなどが焼失するのを防止する目的の金庫です。主材のコンクリートと耐火目的の耐火材による構造が主流です。この「耐火金庫」は試験で耐火時間を表示するようになっていますが、試験基準でも庫内温度が「177℃以下」となっており、その温度に耐えきれないモノを金庫内に保管しておくのは不適切と言えるでしょう(庫内温度を低く抑える専用の金庫もあります)。
 耐火金庫に対して、盗難防止を目的としているのが「防盗金庫」と呼ばれるものです。盗難防止のために固定器具があったり、搬出困難な重さとなっているのが特徴です。もちろんカギ部分に関しても、簡単に開錠できないようになっています(耐火性能も耐火金庫と同等レベルはあります)。

  • 耐火性能目安は
    製造後20年

    金庫の有効耐用年数は20年を目安とされています。温度上昇を緩やかにする役目を持つ耐火材の水分が、経年劣化で20%程度消失してしまうからです。万一の火災に備えて、20年経った金庫は買い替えを検討したほうが良いでしょう。

  • 収納に適する物
    適さない物

    耐火金庫の合格基準は“庫内の温度が177℃以下”となっています。つまり、その温度に耐えられる紙などの種類・書籍類は収納に適しています。高温の熱で変色・変形したり情報が消えてしまうような媒体や貴金属は適さないのです。

  • 侵入窃盗犯に
    諦めさせる

    冒頭で説明したように、大半の金庫は耐火を目的としており「防盗金庫」ではありません。ただ耐火金庫でも、窃盗犯に開錠に手間取らせたり、開錠が面倒だ、などと思わせれば、十分に金庫の役目を果たしていると言えるでしょう。

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料金表(基本料・出張費含む)
作業内容 作業詳細 標準価格
金庫のかぎ シリンダー開錠 ¥4,400  〜
ダイヤル開錠 ¥4,400  〜
交換 ¥4,400  〜
手提げ金庫のかぎ 開錠 ¥4,400  〜

※上記に出張料4,000円が別途追加となります。
※作業の内容によっては、作業料・部品代等が掛かる場合がございます。
※料金は税込み価格です。
※当日キャンセルの場合、キャンセル料¥6,300を頂戴いたします。(金額は時間帯によって異なります)